日本酒ペアリングコミュニティの”SAKE PAIRING club”にて
「日本酒燗づけ研究会」が11/14にスタートしました。
日本酒燗づけ研究会の狙い
燗づけでの日本酒の味の違いを知る。そして、日本酒の楽しみ方のバリエーションを増やすことで、日本酒ペアリングの可能性がぐっと広がるという確信があり、この研究会が立ち上がりました。
三軒茶屋のJOE’S MAN2号で燗酒のおいしさ、奥深さ、アレンジの面白さなどの可能性を教えていただき、
また、渋谷の燗酒BAR Gat’sで燗をつける行為は料理であると教えていただきました。
- 一度温めたお酒を氷水で冷やす意味。
- 再度温めて、常温のお酒を加える意味。
- つける素材の使い分ける意味。
- 燗酒がなぜ酔わないか?
- なぜ、お酒をブレンドするのか?
などなど
燗づけの方法をしっかりと身につけて、それぞれの日本酒の個性を引き出せるようになること。そして、研究会内で実験と意見交換を繰り返し、最適な燗づけ方法をそれぞれの日本酒ごとに見出していけたらやりがいのある研究会になるんだろうなとニヤニヤしています。
使用した道具
- かんすけ
- ちろり (すず・銅・ビーカー・ステンレス)
- ビーカー(お酒を急冷するため)
- 温度計
- 徳利とお猪口
今回、用意した日本酒
1. 神亀 純米酒(甘口)
2. 白隠正宗 誉富士生酛純米 一回火入れ(冷酒)
3. 七本槍 刻 BY2015
4. 玉川 Time Machine BY2015
今回の燗づけ方法
- 冷酒、常温でそのまま
- 50℃に上げる
- 60℃に上げる
- 氷水で36℃まで下げる
- 再度60℃に上げる
をかんすけの温度設定を70℃にしてそれぞれで試してみました。
『神亀 純米酒(甘口)』本日の結論。
ちろりは神亀のまろやかさを大事にするために錫を使用。
- 熟成香がほんのりする。引っかかりがなく、シンプルに飲みやすい。
- 酸が全くたたず、神亀のお米の甘みがしっかりと出て、優しい味。癒やし系。
- 50℃で感じた優しい甘みが少なくなり、少し酸がたった。
- 原型の神亀の美味しさがどこかに行ってしまった(汗)
- 55℃まで上げた。甘みは少ないままだが、熟成感を感じられてまろやかになった。
今回のベストは2.の50℃
上品な優しい甘みが疲れた身体を癒やしてくれる感じ。お米の旨味も後から感じられ、日本酒の余韻にひたれる。常備したいお酒と感じた。
その他のお酒の報告はコミュニティ”SAKE PAIRING club”の内で行っています。
次回の開催は12/12(木)
次回は12/12(木)に開催します。興味ある方はぜひ開けておいてくださいね。
申込みはこちら。
【参加費】
一般の方 500円+実費
SAKE PAIRING clubメンバー 0円+実費
当日、日本酒の費用はざっくり割り勘。
お酒持参いただいても構いません。この分も含めて割り勘とします。
おつまみは各自持参。
という緩い形で行っています。
SAKE PAIRING clubへ参加希望の方は以下をご覧ください。